無料漫画アプリ『ピッコマ』で公開している漫画、
『アドニス』
のネタバレ記事になります。
この漫画はお互い強く惹かれあいつつもすれ違いによって戦うことになったイアナとアルハードが、イアナの自分自身による転生によって再び人生をやり直すことになるお話です。
今回の記事は、『アドニス12・13・14話』のちょっとネタバレを入れて紹介している記事になります。
イアナと母ルボニーの正体がわかる今回の内容では、今まで謎に包まれた真相について知ることができます。
- 気になる刺客の正体は一体誰だったのか。
- イアナに刺客を放ったのは誰なのか。
自分の正体を知ったイアナはどうするのでしょうか。
気になるあらすじ・ネタバレを詳しく紹介します。
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11話 | 12話・13話・14話 | 15話 |
目次
アドニス|11話までのお話
前世で生きた記憶を持ちながら、自分自身の人生をやり直すかのように転生を果たしたイアナは、前世とは違う人生を歩みだします。
周囲の人たちに嫌われている環境で怯えて過ごしてきた前世の幼少期。
それを跳ね除け早くから剣の道を歩み、強く生きるイアナは数少ない頼れる人たちと共に成長していきます。
メイドの嫌がらせにも屈しず、逆にそのメイドに罰を与えるくらいの強さを見せつけていました。
この頃から赤いオーラを纏えるようにもなっていますね。
そんなイアナに前世でも人生の転換期にもなった出来事が訪れます。
イアナの寝室に刺客が侵入してきました。果たして刺客の正体は?
アドニス|12話のあらすじとネタバレ
刺客を難なく撃退したイアナは、正体を知るべく刺客が被っていたフードを脱がします。
刺客は行方をくらましていたホルビーでした。
ホルビーに真相を迫るイアナでしたが、ホルビーの表情を見ると誰かに操られているような感じでした。
そんなホルビーにとどめを刺した瞬間、イアナに変化が表れました。
甘やかな快感、満ちてくる充足感、押し寄せてくる原初的な欲望を感じたイアナは、同時に全身に大きな力を感じます。
その場にやってきたルボニーは、イアナの変化に気付います。
マナを纏い赤いオーラを帯びたイアナを見たルボニーは、「あの方」と勘違いをしてイアナを抱きしめました。
このことによってイアナはルボニーの本当の正体を知ることになるのでした。
「あの方」と完全に勘違いをしてしまったルボニーは、自分の正体を話すことになってしまいましたね。
ロベルシュタインを追いかけまわしているルボニーは仮の姿でり、正体は神聖時代の人間「神」だということをイアナに告げます。
自分のことを「神」とするルボニーですが、それは本当なのでしょうか。
アドニス|13話のあらすじとネタバレ
13話では、ルボニーがこれまで生きてきた『いきさつ』が詳しく語られていますね。
神聖時代に神として生きていた自分。最下級の神だったこと。
自分の『洗脳』の力のことや、他の神々には見下されていたことなどをイアナに語り始めます。
唯一ルボニーに優しく接してくれたのが「あの方」であり、その神の名前が
『ロベルシュタイン神』
だったこと。
そんなロベルシュタインによって神力を委ねられたルボニーは、封印されてしまいます。
気が遠くなるほど長い間封印されていたルボニーが封印を解かれて現世に降りた時にはすっかり変わってしまっていて周りに神はいませんでした。
人間が統治する世に蘇ってしまったルボニーは、人間が微力ながらも神力を宿していることに気付き、自身が持つ『洗脳』の力で惑わし神力を吸い取りながら生きながらえてきたようですね。
ある時「あの方」の血を受け継いでいると思われるロベルシュタインを偶然見つけたルボニーは、『洗脳』で操り人形としていたホルビーを利用してロベルシュタインに近づき側室になりました。
イアナが生まれた時に『ロベルシュタイン神』から委ねられた神力や、ロベルシュタインが引き継いでいた『青い気』など全てをイアナに奪われたことを告げたのでした。
これがルボニーがイアナを憎んでいた理由でした。
この世から消し去りたい程憎かったようですが、最愛のロベルシュタインとの子でもあるため必死に堪えてきたようです。
ルボニーは覚醒したイアナの姿や、そのイアナに過去のいきさつを話すことで自分がなぜロベルシュタイン神の神力を委ねられ封印されたのか悟ります。
事実を知ったイアナは真実を受け入れることができずルボニーの話を中断させるのでした。
アドニス|14話のあらすじとネタバレ
真実を知ったイアナは憎かった母を殺してしまいますね。
まだイアナは母から打ち明けられた衝撃の真実を受け止められていません。
14話ではイアナが前世で感じでいた幼少期の『愛されたかった』という本音が過去と共に描かれています。
憎まれながら生きてきた過去。何も知らずにサラチェに持って行ったお茶に毒が盛られていたこと。
そのことによって父親のチェルノに疑いをかけられ愛されなかったこと。
唯一心の拠り所だったイスピも自分を守り亡くなってしまった過去が思い出されています。
その怒りを糧に生きてきた前世。憎しみは母ルボニーにも向けられています。
しかし、全てを悟ってしまったルボニーは自分がやってきた過ちに気付き、イアナに憎しみを深く刻んでしまったことを後悔していますね。
その後悔とともに「あの方」に託された本当の思いに今更気付いたルボニーは、せめてイアナに溜まった憎しみを自分に向けさせ、イアナの手によって打たれるのでした。
口コミ・感想こっそり紹介
この12・13・14話でやっと、今まで謎だったイアナの力のことや、ルボニーはなぜイアナを憎んでいたのか。
イアナの憎まれながら育った理由。
一番はルボニーが言っていた「あの方」の正体を知ることができました。
まさかルボニー共々「神」だったとは・・・。
だから神話の話が出てきていたのですね。
今までのイアナの幼少期で仕組まれていた伏線がようやく回収されたようで、「点」でしかなかったものがようやく「線」になった感じがしました。
真実を知ったイアナがここからようやく新しい人生を歩むことができそうな感じですね!
しかし、気になるのはなぜロベルシュタイン神はルボニーに自らの「神力」を委ね自分の力を受け継がせたのでしょうか。
大きな力であるロベルシュタイン神の力が必要になるような強敵が表れそうな予感がします。
次回15話の徹底予想
真実を知った先に願うのは、イアナの最愛の想い人であり好敵手でもあったアルハードでしたね。
14話最後で描かれていあたということは、ついにアルハードと再会する予感がします。
前世での初めての出会いは、剣術大会の決勝でした。
よって15話では19歳になったイアナが剣術大会に出場しアルハードに出会うのかもしれません。
アルハードとは決勝戦で剣を交えた時に初めて言葉を交わしていますが、前世の記憶を持つイアナは会いたい想いを決勝まで我慢できず探していそうですね。
まとめ
今回は、「アドニス」12話13話14話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
今回の記事では、イアナとルボニーの真実が語られています。
ここで初めてルボニーの母親らしい姿をみることができました。
ルボニーは今までのイアナへの接し方を後悔しています。
もっと早くロベルシュタイン神が自分に委ねた神力の意図を理解しておけば、イアナを憎いと感じずに済んだかもしれません。
そうすれば、違った母娘で居られたでしょう。
イアナに蓄積されてしまった憎しみをどうにかして少しでも取り除いてあげたいと思い、矛先を自分に向けさせています。
イアナの前世での願いは「愛してほしかった」でしたね。
最後にルボニーが子供に向けた愛にイアナ自身は気付いていませんが、これもまたゆくゆく気付くのかもしれませんね。
しかし、ある意味ロベルシュタイン神の委ねられた神力は、『憎しみ』によってイアナの中で増幅されたと言えます。
ひょっとしたら、未来に託す神力を委ねる相手としてルボニーを選んだのはこれも計算されたものかもしれません。
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