この記事では、漫画「できるメイド様」の12話13話14話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
マリは百合宮殿でシェフのお手伝いをします。
誕生祭に使う予定だった高級肉が腐れてしまい、このままではシェフが処罰をうけるかもしれません。
助けてあげたいマリは、また新しい夢を見ました…!
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あらすじ | 先読み方法 | 口コミ・評判 |
目次
できるメイド様|12話までのお話
クローヤン王国の最後の血筋である女王モリナは、クローヤン王国を滅ぼした敵国である、帝国のメイドとして、マリという名前で身を隠して生活を送っています。
なんのとりえもない彼女ですが、何事も前向きに努力します。
そんな彼女は、とある囚人の祈りのおかげで、夢に出てきた人物と同じ能力が自身に宿るようになりました。
万能なメイド、天才彫刻師、天才ピアニストの力がマリに宿ります。
そして今回また新しい夢を見ました。
質の低い肉を、最高級の肉に負けないほど美味しく調理できる料理人の夢です。
マリはその力で、誕生祭を無事迎えることができるのでしょうか。
できるメイド様|12話のあらすじとネタバレ
もうすぐ開かれる誕生祭を、みんな楽しみにしています。
ラエル皇太子は、戦争や内戦で久しぶりに開催される誕生祭なので、市民が心置きなく楽しめるように準備を進めていました。
しかし1点だけ想定外のことが起きます。
敵対関係にある西帝国が、お祝いとして使節団を200人派遣してくるというのです。
西帝国も、クローヤン王国の唯一の生存者、モリナ王女を探していました。
先に王女を見つけ、クローヤン王国の領有権を主張できるようにするためです。
不審に思ったラエルは、自分の弱みでも掴もうとしているのかと推測します。
偵察に行った守備隊の話だと、護衛のために多くの人数を派遣していると言います。
200人の騎士を護衛につける人物とは…ラエルの知っている人物ではなさそうです。
予定では、3日後に開かれる前夜祭の晩餐会に参加することになっていました。
晩餐会の場所は、百合宮殿です。
それを聞いたラエルは、マリの顔を思い浮かべました。
なぜ今あのメイドのことを思い出したのか、ラエルはとまどいます。
一方マリは、百合宮殿でシェフのお手伝いをしていました。
地下室に保管している肉を、シェフと一緒に見に行きます。
晩餐会のメインディッシュは仔牛のステーキで、最高級の肉を1か月前から熟成させていました。
その道中、晩餐会にラエル皇太子も来ることを聞き、背筋が凍るマリ。
地下室では、雨続きで湿度が上がってしまい、シェフの心配が的中し、肉が何個か腐っている状況でした。
次の日、肉が腐っていることを耳にした侯爵が、最高級の肉を腐らせるとは、保管方法に問題があるのではないかと怒鳴ります。
シェフは、万が一の時のために肉を追加したいと申し出ますが、質の低い肉しか手配できないと断られました。
その日の仕事終わり、マリは肉が傷まない方法を考えながら、そのまま机で眠ってしまいます。
そして新しい夢を見ました。
牛肉料理コンテストが開催され、一般家庭で使われる質の低い肉を、最高級の肉に負けないほど美味しく調理する夢でした。
次の日、とうとう残っていた肉までも腐ってしまっていました。
マリは、シェフのピーターさんが、ラエル皇太子から処罰を受けるかもしれないと思い、夢で見た肉の調理方法を伝えようとしたその時です。
マリの背後で聞き覚えのある声がしました。
晩餐会の準備を確認しに、ラエルがやって来たのです。
できるメイド様|13話のあらすじとネタバレ
突然ラエル皇太子がやってきたので、みんなが慌てて頭を下げ挨拶をします。
百合宮殿の近くまで来たので寄ってみたというラエルは、何か問題が起きているとすぐに察しました。
シェフのピーターは、メインディッシュに使う肉が腐ってしまったことを打ち明け、全て私の責任ですと震えながら頭を下げます。
予定していた仔牛のステーキが出せなくなったのなら、メインディッシュはどうするつもりだと、ラエルはため息交じりで問いました。
ピーターは、他の肉を用意していますと深々と頭を下げ答えます。
ラエルは、品質の低い肉を使ったら、メインディッシュの質が下がってしまうことを懸念しました。
西帝国から来る使節団にバカにされるのだけは嫌だという思いがあるだけに、イライラが募ります。
ピーターさんが謝り続けるのを制し、こうなってしまったからには解決策を探すのが先だとラエルは言いました。
しかしピーターは、どんな方法を使ってもステーキを上回る料理はないと言います。
その時です。ラエルは、マリが居ることに気が付きました。
マリは、夢で見た質の低い肉で最高級の味が出せる料理なら、ピーターさんも納得してくれるはずだと考えていました。
しかしラエルが居るところでどうやって伝えようかと焦ります。
その時、あろうことかラエル皇太子と目が合ってしまうマリ。
ラエルは、この前マリが作ってくれたクッキーがとても美味しかったので、他の料理も得意なのではと思い、品質の低い肉でメインディッシュを作る方法はないかとマリに尋ねました。
聞かれたマリは、言ってもいいのか迷います。
そもそもなぜ下級メイドの自分に聞いたのか不思議でした。
ラエルの目につくようなことはしたくないし、これ以上自分に関心を寄せずに済むためにも、ここは知らないと答えるべきか考えました。
マリは葛藤の末、ピーターさんを助けたい一心で、話はじめました。
母が作ってくれた料理で、肉を細かく切り刻み、質の低い肉でも風味がよく、柔らかい味を引き出すことができる調理方法があると伝えます。
ステーキを超えられないかもしれないが、ステーキばかり食べている人に、はじめて食べる味を提供できたら、深い感動を与えられるかもしれないと続けました。
ラエルは、俺が食べて判断するから、今すぐ作ってみろとマリに命じました。
晩餐会当日、招待客が集まり、百合宮殿は賑やかムードです。
そんな中、伯爵2人が、血の皇太子と言われているがたいしたことないだろうと、ラエルの噂をしていました。
話は料理にまで広がり、いくら野蛮な東帝国でも、腐った肉は提供しないだろうなどと憎まれ口を叩いています。
そこへラエルがやってきて、みんなに丁寧に挨拶をしました。
挨拶のあと、料理がテーブルに並びはじめ、彼ら2人の前にも料理が出されます。
どうせたいしたことないことを期待して、1口、口に運びました。
できるメイド様|14話のあらすじとネタバレ
晩餐会の料理を食べ進め、どれも悪くないと評価するのは、悪い噂話をしていた伯爵です。
そこへ、メインディッシュの特製ステーキが運ばれてきました。
伯爵はひき肉だとわかり、晩餐会にこんなものを出すなんてと思いながら、1口食べました。
すると、あまりの美味しさにびっくりして目を丸くします。
他の人たちも、ステーキとは違った味が楽しめる、素晴らしい料理だと絶賛しました。
低品質の肉とは思えないほど、柔らかい食感、たっぷり溢れる肉汁、口の中で風味が広がります。
ワインが美味しさを引き立たせ、物足りなさを補っていました。
みんながこの料理に感動し、ラエルに何と呼ばれる料理なのか尋ねました。
ラエルは、ソールズベリーステーキ、またの名をハンバーグステーキと誇らしげに伝えました。
ラエルは、晩餐会が終わったら褒美を与えようと、マリに言いました。
マリは、お気持ちだけありがたく頂戴いたしますと答え、その様子は慌てふためいています。
しかし、皇太子として功績を残した者を放っておくわけにいかないラエルは、晩餐会が終わったらとりあえずゆっくり話そうとマリに伝えました。
そして、マリを獅子宮殿の配属にしようと考えていました。
仲間がマリを称賛しますが、マリにとってはとても憂鬱な状況でした。
晩餐会のあと、部屋に戻った伯爵は、料理の話で盛り上がっていました。
その話をしている相手は、なんと西帝国の皇帝ヨハネフ3世です。
男性が陛下と言いかけ、公子と呼べと言っただろとムッとするヨハネフ。
ヨハネフは、15歳の若さで西帝国の皇帝になった人物で、美しい外見、優れた計略、市民に寄り添う心を持ち合わす、完璧な君主といわれていますが、実はいくつか欠点がありました。
その1つが怖いもの知らずなところです。伯爵は頭を痛めていました。
正体がバレれば、東帝国の皇太子に殺されるかもしれないこと心配する伯爵をよそに、ヨハネフは、大丈夫大丈夫と笑い飛ばします。
伯爵はヨハネフの体調も心配していました。
薬を飲んで発作を抑えている状態でしたが、これもヨハネフは、医者を同行させているから大丈夫だと言います。
そんなヨハネフが、今回の目的を口にしました。
ヨハネフはクローヤン王国の最後の王女、モリナ王女を探しに来たのです。
モリナ王女を見つけたら、自分の妻にしようと策を練っているのでした。
口コミ・感想こっそり紹介
- マリの顔を思い浮かべてとまどうラエルが可愛いです。
- ハンバーグが食べたくなりました!
- 知的なヨハネフが子供っぽく見えるギャップにキュンとします!
次回15話の徹底予想
西帝国の皇太子ヨハネフ3世がやってきましたが、次回正体は明かされるのでしょうか。
またやってきた目的はモリナ王女を見つけ出すためでしたね。
マリにとっては厄介な人物が1人増えてしましました。
これ以上トラブルなく誕生祭を過ごすことはできるのか、次回が楽しみです!
まとめ
今回は、「できるメイド様」12話13話14話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
百合宮殿でお手伝いしていたマリは、またラエルと会ってしまいましたね!もう運命といっていいほど出会う二人。
ラエルがマリを意識している様子もみられました!
そこへラエルのライバルとなるヨハネフが登場しました!
読者としては、二人の邪魔をして欲しくないところです。
ヨハネフがどうやってマリに接近するのか、この先の展開が気になります!
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