無料漫画アプリ『ピッコマ』で公開している漫画、
『アドニス』
のネタバレ記事になります。
この漫画はお互い強く惹かれあいつつもすれ違いによって戦うことになったイアナとアルハードが、イアナの自分自身による転生によって再び人生をやり直すことになるお話です。
今回の記事は、『アドニス9・10・11話』のちょっとネタバレを入れながら紹介している記事になります。
今回の記事内容では、ルボニーがロベルシュタイン侯爵家の側室になった理由について語られています。
そこには大きな陰謀が隠されているようです。
ルボニーの父親が仕掛けた策略とはいったいどんなものだったのでしょうか。
前回 | いまここ! | 次回 |
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8話 | 9話・10話・11話 | 12話 |
目次
アドニス|8話までのお話
前世の記憶を持ったまま同じイアナとして転生した彼女は、前世とは違った生き方をしていきます。
前世では周りに怯えながら過ごした幼少期を、自分の目的のために早くから剣を習い成長していってますね。
赤いオーラを纏うことができるようになったのも10歳くらいからでした。
そんなイアナの生き方が影響されているのか、イアナを取り巻く人たちにも変化が生まれてきています。
中でもイアナの母親ルボニーは大分違うようですね。
イアナのことなど気にも留めていなかったはずが、イアナに固執しすがるように頼ってきています。
ルボニーがロベルシュタイン伯爵の側室になったことに関しては大きな謎があるようですが、その謎にはどんな秘密が隠されているでしょうか。
アドニス|9話のあらすじとネタバレ
9話では、ロベルシュタイン伯爵家の過去が語られています。
ルボニーがロベルシュタイン伯爵の側室なったいきさつもここで明らかになっていますね。
もともと莫大な富を築き上げてきたロベルシュタイン家は、ロベルシュタイン夫婦の人柄もあって何の問題もなかったわけですが、ルボニーの父親ホルビーの策略によって窮地に立たされてしまいます。
窮地を脱するためにホルビーが出した条件は、娘のルボニーを伯爵の妻にすることでした。
チェルノは悩み、苦渋の決断の末ルボニーを側室に加えます。そこで生まれたのがイアナです。
サラチェがペジラに命じていたこともイアナの監視なのですが、当初感じていた『不穏な動き』はイアナを心配してのことでした。
しかしペジラはイアナのことを嫌っているせいか、監視の命を拒んでいます。
ペジラがイアナを嫌っている原因はルボニーが以前サラチェに毒を盛った疑いがあり、そんな母親を持つイアナのこともルボニー同様に嫌っているようです。
サラチェはペジラのことを強く否定し見守るよう言及していますが、その気持ちはイアナに伝わるのでしょうか。
アドニス|10話のあらすじとネタバレ
10話では、チェルノとペジラの前に突然現れたルボニーを連れ出しサラチェの前に二度と表れないよう強く言及しています。
その中で、ホルビーとルボニーの疑惑に関して語られています。
そして、なぜチェルノが未だにルボニーを側室として身近に置いているのかを明らかになりました。
ロベルシュタイン家が過去、ホルビーの策略によって窮地に立たされることになったいきさつは既にチェルノは明らかにしています。
証拠がないため仕方なくルボニーを追い出すことができないようですね。
だからこそ、大いに嫌われることになってしまったルボニーなのですが、それでもチェルノに固執しているのには何か洗脳されているような気配を感します。
チェルノが去ったあとの、ルボニーの言葉に出てくる「あの方」という言葉が気になりますね。
過去にイアナが赤いオーラを初めて纏ったのを見た時にもルボニーは「あの方」という言葉を使っているため、イアナにすがっている理由には「あの方」が関係しているのかもしれません。
この辺もひょっとしたら前世とは話が違ってきているのでしょうか。
アドニス|11話のあらすじとネタバレ
11話では、イアナの専属メイドとも言うべきイスピの過去が明らかになっています。
自分の娘のように思いイアナのことを大切に思っていること。
イアナもイスピの子供だったらと想像しているシーンがとても印象的でした。
その中にサチェラの意図もちゃんと含まれていましたね。
イアナのことを心配しているサチェラは、大切な夫と子供を亡くしたペジラになら我が子のように大切にしてくれるだろうとイアナのメイドにペジラを選んだようです。
その夜、寝室で聖書を読むイアナに刺客が表れます。
この日が前世でイアナが剣を持つきっかけとなった日であり、赤いオーラを纏うことになった日でした。
寝室でイアナが呼んでいた聖書の内容も語られているのですが、今後の話の展開に必要な伏線のように感じました。
聖書に出てきた内容が、イアナの持つ能力に何か関係しているのではないでしょうか。
聖書の内容は、
『すべてが消え去った終末の果てに唯一残ったラオスの使命』
について語られたものですが、この中に今後の展開の元となる要素が含まれている気がします。
口コミ・感想こっそり紹介
当初、読んだ感想では『イアナとアルハードの恋愛やり直し物語』というイメージでしたが、イアナを取り巻く因果関係がとても興味深い作品です。
まだこの段階でアルハードはまだ登場していません。イアナの家庭内事情
『ロベルシュタイン侯爵家を襲った策略』
について掘り下げている状態ですね。ホルビーもルボニーも何者かに洗脳されているような感じですが、そこにルボニー自身の気持ちはないのでしょうか。
そう思って探してみると、母親としてのルボニーが描かれている描写が目に留まります。
大きくなったお腹をさすりながらこれから生まれてくる我が子に語りかける場面は、ルボニーが『母親』としてイアナに接している場面で、洗脳されているとは思えない光景ですね。
また、イアナとイスピの親子に似た関係についてや、ホルビーとルボニーにかけられた洗脳、策略の首謀者と思われる「あの方」の存在など、多くの伏線を感じる内容でした。
「考えすぎ?」と感じる時もありますが、いろいろ気付いたことを考察しながら読み込める作品であるため、そこがこの漫画の面白いと感じる理由なのかもしれません。
次回12話の徹底予想
11話の最後では、イアナが休む寝室に刺客が表れています。
前世ではこの刺客に襲われたことがきっかけで自分の力に目覚めているイアナ。
このころから性格もガラリと変わっていますね。
生まれ変わったイアナには前世での記憶があります。自分の力にも既に目覚めているイアナがすること。
それは、前世ではわからなかったことを部屋に現れた刺客に聞くのではないでしょうか。
前世では刺客の死体は消えていましたし、イアナにとってわからないことが多くあったことは事実です。
- 『誰から差し向けられた刺客なのか。』
- 『なぜ自分が襲われたのか。』
この2つはイアナにとって知りたい内容ではないかと思うんですよ。
ひょっとしたら、「あの方」から意図的に力を目覚めさせるために差し向けられたのかもしれませんね。
まとめ
今回は、「アドニス」9話10話11話(のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
今回の記事内容では、主にルボニーの父親ホルビーがロベルシュタイン家に仕掛けた策略についての解説がメインになっています。
イアナがロベルシュタイン家の人たちに嫌われている原因でもありますね。
その策略の中に、ホルビーもまた何かに洗脳され誘導されていたような感じもします。
サチェラが影でイアナのことを心配し何かと動いている様子も描かれています。
ペジラをメイドとして再び声をかけイアナの面倒を頼んだことも、すべてイアナを心配してのことでした。
ルボニーの言う「あの方」がこの策略の首謀者であり、イアナは「あの方」の血を引いているのでは?と感じさせるような展開になってきましたね。
イアナの忍び寄る刺客は、誰かの陰謀なのか。
それとも「あの方」の策略を阻止するための刺客だったのか。
前世では知らないうちに殺してしまい真相まではわからなかったようですが、転生して事情を知るイアナはどう行動するのでしょうか。次話が気になる展開ですね!
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