時間を持て余して何か無料の漫画を読み始めようとは思っているものの、つまらない漫画を読んで時間を無駄にしたくないという方に今回紹介したい漫画は『ナノ魔神』!
この記事では、漫画「ナノ魔神」の15話16話17話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
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目次
ナノ魔神|15話までのお話
ナノ魔神のここまでをサクッと振り返っていきましょう!
主人公の天黎雲が別宗派のものに命を狙われ追われるところからものがたりは始まりました。
未来から助けにきた子孫のおかげで命拾いし、ナノマシンという装置を埋め込まれました。
魔道館という4年間特訓をする場所がこの物語の主戦場であり、そこに天黎雲は入館しました。
卑しい血の人間とされ周りから命までも狙われてきて味方などいなかった天黎雲に師匠ができるのです。
それも漫画の中で今のところ5本の指に入るほどの右護法である葉猛です。
葉猛による特訓とナノマシンの助けによってどんどん強くなり、物語が複雑化してきました。
魔道館でどのように生き残っていくのか、今後も目が離せません!
ナノ魔神|15話のあらすじとネタバレ
第15話は師匠の葉猛が天黎雲のいる医務室へ向かっている描写から始まります。
前日の修行で天黎雲の体が内功や武術を身につけるのにこれ以上ないほど適していることに驚いたことを思い出しながら、予定よりもっと高度なことまで教えられると思いながら移動していました。
天黎雲の部屋に着くや否や1段階を突破したものに与えられる褒美である魔龍丹はどこか問い持ってこさせました。
魔龍丹とは独特な匂いを持つものの薬効を全て吸収すれば20年間の修行に匹敵する内功を手に入れられるという代物です。
葉猛の考えは天黎雲に魔龍丹を服用させ薬効の損失を自分のサポートにより最小限に抑えるというものでした。
すると隣の寝床で眠っている許奉を見つけ、誰だと問いました。
その時にすでに葉猛は天黎雲がうん穴という失神させるツボを押したことも見抜いていました。
そして天黎雲は昨夜のことを葉猛に話しました。
誰が黒幕かはわかっているのかと問うと、伏魔宗の者でしたと言うと伏魔宗はろくな奴がいないなと言いつつ自分の母方が伏魔宗だなんて言えねえ〜という感じでした。
一年も経っていない内功ではすぐに意識が戻ってしまうことと、まともに失神させるためには10年以上の内功が必要だと伝えます。
魔龍丹はにおいがキツいので飲み込もうとしたらじっくり噛んで飲み込まなければ薬効を吸収できないと言われ、いやいや噛んで服用する決意をしました。
予想以上に臭くて苦いため悶絶していると、葉猛からすでに教わっている舞泉心法の運気調息を行うよう言われ、羊毛がお城に座り込みました。
ナノも魔龍丹の効果を最大限に吸収するために働きます。
吸収が終了すると葉猛はよく頑張ったと労いつつ、今回はこの俺でもだいぶキツかったと言いこの修行の過酷さが伺えました。
20年分の内功を得られるとずっと言われていたにも関わらず天黎雲は葉猛とナノの助けで30年分の内功を手に入れることに成功しました。
一方宿舎では何も知らない天武錦が今頃天黎雲は歩けもしないだろうと笑っているところでこの話は終了します。
ナノ魔神|16話のあらすじとネタバレ
第16話は白鐘明が朝に突如坊主になっている許奉を見て大笑いしているところから始まります。
隣の天黎雲が静かに目を瞑っているのを見て昨夜何かあったことを悟ります。
話は2日後の許奉が退院した描写に飛びます。
天武錦は天黎雲が立つことすらもままならない状況になり追放されるというシナリオを描いていたもののそうなっていない現状にとてつもなく腹を立てて許奉を詰めます。
許奉は天黎雲に内功があることや拷問されて何もできなかったことなど言えるはずもなく医員が天黎雲に付きっきりで看病していたため、できなかったと説明しました。
その言い訳を聞いた天武錦はそんなはずがないとブチギレ、許奉を蹴り倒しボコボコにします。
すると天武錦に一連の計画を提案した側近である慈賢が許奉に魔道館の主治医の名前を問いました。
白鐘明と聞きたことを素直に答えると慈賢は聞いたことがあると言い、魔医 白鐘優の弟子だと言いました。
白鐘優は白医員という立場で教主様の主治医になったこともある名医で、医員にも関わらず武術の腕は魔教で30位に入るほどと聞いたことがあると天武錦も驚きます。
そんな白鐘優の弟子であるならば武術に長けている可能性は十分にあり、許奉の言ったことが本当かもしれないと思いました。
一方医務室では天黎雲が白鐘明に武術の腕はどうなのか聞いていました。
全然できないよ〜というゆるーい回答が返ってくるだけの描写だったため、天武錦と慈賢の憶測はただの勘違いだったことが明らかになります。
さらに話は1週間後、医務室で葉猛による特訓の最中のシーンに飛びます。
天黎雲がとても強そうに動いている描写が続き、葉猛がこいつはやっぱり天才だと言います。
数日蝶影歩法の手本を見せてコツを教えただけなのに、完璧に流れるように理解していることに驚くばかりの様子です。
天黎雲の様子を見て、型を教えても問題ないと判断します。
ナノの力で一度見るだけで完璧にこなすことができるものの、さすがにできすぎると疑われると考え、たどたどしくと意識しながら型を習得していきました。
特訓最終日に葉猛は蝶舞刀法の基本の型24個と型をつないだ基本動作である招式8個(3個の型で構成されている)はさすがに教えきれなかったため、紙に招式と内功の運用方法を書き渡しました。
あと1~2ヶ月あれば全て自分で教えられたと後悔しつつ、天黎雲ほどの才能があればあとは1人でも問題ないと言います。
今度会うときに確認してやるからサボらずにやれよと伝え、最後に自らの狂舞刀と見せ、天黎雲がずっと見たがっていた蝶舞刀法を見せてやるから眼に焼き付けろと言います。
天黎雲はナノにスキャンの準備をとキリッと締まった顔で言い、ナノが使用者の命令により動作をスキャンしますと言ってこの話は終わります。
ナノ魔神|17話のあらすじとネタバレ
第17話は“教主 守身護法 大護法 冥王” 馬羅謙と“教主 守身護衛 左護法 炎王” 李華明が屋根の上で“教主 守身護衛 右護法 狂刀” 葉猛が帰ってきたと話しているところから始まります。
魔道館での教頭以外に武術を教わってはいけないという掟を自ら破った葉猛の勝手なマネに気づいており、見過ごしていたことが明らかになりました。
馬羅謙の命令だったようで、李華明はなぜここまで七公子に配慮するのかと問うと、それが「公平」だからだという答えが返ってきました。
一方医務室ではいつもは白鐘明よりも早く起きているのに最終日の今朝だけまだ眠っていることに違和感を感じつつもこれから過酷な生活が始まるから寝かせておこうとそっとしておく描写が描かれています。
天黎雲はただ眠っているのではなく、スキャンした葉猛の蝶舞刀法を身体に落とし込む作業中だったのです。
葉猛の蝶舞刀法は凄まじいため、身体に落とし込むのに三辰刻もかかっていたのです。
目を覚ますとともに痙攣を起こして吐き出し、白鐘明は慌てて駆けつけます。
しかし容態はすぐさま落ち着き、また眠らせました。
ずっと寝ていたはずなのにまるで体を酷使したように激しい脈に驚きながらもわからないからとりあえずご飯でも食べるかと言いご飯を食べることにしました。
目を覚ますと眠る前とは比べ物にならない握力を手に入れていて、凄まじい体になったことが動かずともわかるほどになっていました。
葉猛が型を見せた後にこれからも精進しつらい魔道館の日々が続くだろうがくじけるんじゃねえぞと激励の言葉を飛ばし去っていく感動的な葉猛との別れの描写が描かれていました。
天黎雲が実際に招式を試していると廊下に人の気配を感じ、五感まで発達したことがわかりました。
唯一の患者だったのに天黎雲までいなくなったらまた退屈な日々が始まっちゃうと白鐘明が言うと、きっとこれから増えますよとボソッと言いました。
今までお世話になりましたと感謝を伝え、頑張るんだぞと応援の言葉を受け別れました。
部屋を出て天黎雲は師匠から武術を習うことができたのは白鐘明が黙認してくれたおかげだからと心の中で感謝し、治療が大好きな白先生にお待ちかねの患者は俺にお任せくださいとみんなをぶっ倒す決意を心に誓い、この話は終了します。
口コミ・感想こっそり紹介
私の15, 16, 17話の感想としましては、男のアツい描写が多く、読み応えがすごくあるなという感じです!
特に16話の終わり方が痺れるほどかっこいいなと思いました!
天黎雲の魔道館にかける思いみたいなのがとても伝わる良いシーンだと思います!
他にも馬羅謙と李華明が葉猛の特訓に気付きながらも見逃していたことや白先生が医務室での特訓を黙認していたことなど、この3話はとても胸熱でした!
次回18話の徹底予想
次回第18話はどのような展開になっていくのでしょうか!?
いよいよ退院したということで天武錦と再び顔を合わせるところが最大の見どころになると考えています。
また、2段階の試験も1週間後に迫っているので班全体での訓練の様子も描かれていくのではないかと予想しています。
ナノ魔神まとめ
今回は、「ナノ魔神」15話16話17話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
最後にまとめると、今後の本番と言ってもいいほど過酷になっていくであろう魔道館で生き残るだけの実力を入院期間に確実につけていった天黎雲がどれほど強く、目立っていくのかを楽しみにさせてくれるような話でした。
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