【かりそめの公爵夫人】3話の感想とちょっとネタバレ紹介をしていきます。
身も心もズタズタにされて死んだ‥はずが、目覚めたら一年前の自分に戻っていたイヴォナ。
魔力レベルは禁断の秘術を使う前に戻っていましたが、記憶や聖獣との魂の契約は残っています。
今まで散々ないがしろにされ、辛い思いをしてきた分、今度こそ幸せになって欲しいです。
ワクワクの新展開が始まります。
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かりそめの公爵夫人│3話の見どころ
イヴォナはこれまで婚約者ガスパルと、いとこのトリスタンに依存しきっていました。
それ故に、身も心もズタズタになって21歳という若さで死ぬ、という最悪の人生を送りました。
しかし一年前に戻った今なら、違う人生をやり直せます。
これからは、顔色をうかがいビクビクしていた今までの自分ではなく、本当にやりたいことや、できることを探しながら幸せになろう!とイヴォナは決意します。
さあ、快進撃の始まりです。
3話の【ざっくり概要】
最初こそ1年前に戻っていることに戸惑うイヴォナでしたが、頭の回転が早い彼女は即現実を受け入れます。
前世での失敗は、そもそもガスパルを愛し、彼に嫌われないように振る舞ってきたこと。
であるならば、彼と訣別して違う人生を歩む道を選べば、
人生最悪ルートを避けることができるハズ。
公爵令嬢という立場の手前、失礼のない範囲で彼の望まない態度を尽くし、いっそ失望させて彼の口から「婚約を解消したい」と言わせることができれば万事解決です。
さて、どうするか‥。知能戦のやりとりが始まります。
かりそめの公爵夫人│3話あらすじとネタバレ
現状から、どうやら本当に一年前に戻ったようだと確信したイヴォナは、冷静に今の自分が置かれている状況や問題点を確認します。
秘術により絶大な魔力を手に入れたとき、上級の神獣たちと魂同士での契約を結びました。
魔力さえあればまたこれらを召喚することができます。
しかし、今の彼女の乏しい魔力では難しい。
そして、彼女が召喚師として今後生活していくためには、一般的な召喚師に対するイメージの悪さもネックとなります。
というのも、
一部の召喚師たちが魔王復活に手を貸したため【召喚師とは、魔王軍と手を組み人々を苦しめる輩】と思われてしまっていたからです。
今までも、ガスパルに媚びへつらっていたとはいえ、影として生きることを望んでいたわけではありません。
華やかで知名度もある公爵家のガスパルが、召喚師として魔王軍と戦い、功績を上げることで【召喚師】へのイメージが好転するという計算の上でした。
それらはさておき、イヴォナにとっての一番の問題はガスパルとの婚約。
彼につきまとわれる限り、イヴォナの幸せはありえません。
なんとかして彼の方から婚約を破棄してもらいたい‥と思っていると、ジャストタイミングで彼がイヴォナを訪問します。
突然の訪問!過去のイヴォナなら、慌てふためき急いで支度をして彼のもとに出向いていましたが、今の彼女にとっては失礼極まりない!としか思えません。
本来なら、公爵令嬢のもとへ訪ねるなら先にお伺いを立てるのが道理です。
ところが、彼は過去においても一度も連絡してからの訪問などなく、イヴォナに対して礼儀をわきまえたことなどありません。
これはいい機会!とイヴォナはゆっくりノンビリと支度をします。
自分のために人が待つのは当たり前、自分が待つなどあり得ない、というガスパル。
しかし愛を持って接し、彼がわたしを愛していればお互いを大切にしあえるはず!と過去のイヴォナは思っていました。
しかし、彼がイヴォナを愛することはありえません。
それを知っている今の彼女が求めるのは、彼からの愛情ではなく婚約破棄です。
ゆっくりゆっくり支度をし、10時間経って彼の前に姿を見せます。
当然ながら怒り心頭のガスパルに対し、
イヴォナは失礼なのはあなたの対応だと言い切ります。
あっけに取られつつも、ガスパルは本題を話し始めます。
二週間後、あまり召喚師に馴染みのない南部の町で祭りが開かれるので、そこで召喚術を披露したらオレの支持率が上がる!と彼は偉そうに語ります。
イヴォナがいなければ、召喚術など使えないのに?と心底軽蔑した彼女は笑顔で「行ってらっしゃいませ」と伝えます。
3話のポイント
ガスパルからすれば、今まで散々利用してきたイヴォナからの突然の裏切り。
しかし彼女の召喚術なしでは、ガスパルはなんの取り柄もない凡人。
夫婦として共に支え合おうと思うのなら、イヴォナの功績を讃え、共に魔王軍に戦っていこう!と士気を高めるべきなのに、彼女がすでにガスパルへの愛などないと知らない彼は、相変わらずイヴォナを卑下します。
感謝や敬愛の心を持たない人物が、国を背負うなど甚だしい。
今や心底ガスパルを軽蔑しているイヴォナに対して、
これからの遠征で彼女の召喚術を用いれば自分の功績が上がると語るガスパル。
私は遠征しませんので、頑張ってね!と笑顔のイヴォナ。
キタキター!逆転劇!
洗脳から解けたイヴォナの今後の行動が楽しみです。
3話を読んだ感想と次回4話の徹底予想!
恋は盲目と言いますが、イヴォナは正に盲目でした。
親にも婚約者にも嫌われたくない、信頼するいとこが私を裏切るはずがない、と信じきっていました。
結果、婚約者といとこ、親にも裏切られ最悪人生のまま生涯を終える‥。
真面目な子が不幸になるなんて受け入れられない!一生懸命な子は幸せになって欲しい!と思っていたので、召喚術での功績を自分によこせというガスパルに対し
自分は協力しません、とニッコリ笑顔で断ったイヴォナ!かっこいい!!
今回はガスパルに一泡吹かせた話でした。
次はトリスタンとの間でなにかあるのではないか?と思います。
まとめ
この記事では、漫画「かりそめの公爵夫人」の第3話のちょっとネタバレ含むを紹介してみました。
今まで散々、他人のために誠意を尽くしてきたイヴォナ。
頭の回転も速く、ナイスバディなのに自己評価が低すぎた彼女が、やっと自分のために生きようと一歩踏み出せました。
急に変わるのは難しいけれど、今後の彼女の行動が楽しみです。
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