人気の韓国漫画「仰せのままに」の28話29話30話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
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目次
仰せのままに|28話までのお話
ロウェン侯爵令嬢のセレニーに仕える侍女ディアンは、恋人がいるセレニーが子爵と婚約させられるのを阻止するため、逃亡計画を提案します。
それはセレニーと恋人のカールを首都辺境ゲートまで送り届け、偽装した通行証完成までの間ディアンはセレニーのふりをし、セレニーの容姿を知らないエフェンハルト城で過ごすという計画でした。
ディアンは交渉の末エフェンハルトに気に入られ、侍女として働くことを条件に城への滞在を許可されます。
エフェンハルト城を訪れた2日目の朝、執事のヤンに朝食と言われ渡されたのは一つのりんごでした。
仰せのままに|28話のあらすじとネタバレ
エフェンハルト城の食事情にディアンは驚きつつ、りんごをかじるディアンはヤンの若い頃の話を聞くことになります。
若かりし頃のヤンは今より毛量が多く、白いシャツに赤いロングマフラーを身に着けていました。
ヤンの故郷はエフェンハルトではない、とある村でした。
その村の果樹園の娘、マリナは他の男性には愛想良く接していましたが、ヤンに対してはそっけない態度をとっていました。
ヤンはそんなマリナのことを村で一番可愛いと思っており、それは好きでもないりんごを毎朝食べるほどでした。
エフェンハルト城の執事の務めはヤンの父の仕事でしたが、体調を崩してしまったため、ヤンが後を継ぐことになりました。
ヤン自身は次男でしたが、兄は自身の仕事に愛着を持っていたため、ヤンが継ぐことになったそうです。
そしてヤンが村を離れる前日、マリナはヤンのもとを訪れ、なぜ自分に話してくれなかったのかと問い詰めます。
マリナの話をひたすら聞いていたヤンでしたが、話が終わりそうになかったため、ヤンは思わずマリナを抱き締め、1年待ってほしいと言い、城で働き出したそうです。
1年後、懸命に働いたヤンはエフェンハルトとの信頼を築き、マリナを城に連れてくる許可を得ようとします。
エフェンハルトが人付き合いを苦手としていることはその頃のヤンも理解していたため、自分の父が単身赴任をしていたこともあり、承諾を得る自信はありませんでした。
それでも新婚で離れて暮らすことを寂しく思うヤンは城に来た時から実力を磨き、エフェンハルトと取引をしようと心に決めていたと言います。
その頃のエフェンハルトは近づき難い人だったと言ったところでヤンは気づき、ディアンに今話しているエフェンハルトは先代の辺境伯であると注釈します。
ディアンはヤンの恋バナに夢中で早く続きを聞かせてほしいと急かしました。
普段仕事以外の話をしない自分が、有名な伝説の騎士エフェンハルトのご令息によくそんな話ができたと今なら思うとヤンは語ります。
仰せのままに|29話のあらすじとネタバレ
振り返ってみると、愛は人に大きな力を与えてくれるものだと思うとヤンは語り、ディアンにもそのような愛が訪れることを願っていると言いました。
そしてヤンの昔話に戻ります。
結婚の申し出をするヤンに対し、エフェンハルトはヤンをじっと睨んだと話します。
それを聞いたディアンはまるで目に浮かぶようだと笑い、先代にそっくりなんですねとヤンに言いました。
ヤンは話始めた際に、当時の主人は先代の辺境伯であると誤魔化していたため、ディアンの言葉に相槌を打ち、マリナをエフェンハルト城に連れてくる許可をいただけたと言いました。
そしてヤンの家に到着し、なぜマリナの話をしたのか、理由を伝えました。
ヤンの家に飾られていたのはエフェンハルトが描いたマリナと娘の絵でした。
ヤンの娘が生まれた日、マリナも娘も亡くなってしまったと言います。ディアンは涙を流していました。
マリナは生前、城の料理すべてを担当しており、エフェンハルトも食事の際はヤンの家に訪れたそうです。
そのため、ディアンの「キッチン」という言葉にこの場所が思い浮かんだとヤンは言います。
重曹はわからないが、お酢ならここにあると言い、ヤンはキッチンの戸棚を開け、ディアンの方を向きました。
ヤンの辛い思い出を聞いたディアンは涙が止まらず、「キッチン」と口にしたことを謝ります。
一時は辛い時もあったが、今となってはすべてがいい思い出だとヤンは話します。
ディアンがこんなに号泣するとは思わなかったと言いつつ、泣き止まなければそれを言い訳に仕事に遅れてもいいから好都合かもしれないと冗談で和ませようとします。
ヤンはディアンに、噂で聞く以上に愛らしい方だと思い、自分の話をしたくなったと言いました。
そしてヤンは愛とは相手が自分に語り掛けるのを待つことだと思うと語るのでした。
仰せのままに|30話のあらすじとネタバレ
ヤンがなぜ自分にこの話をしたのか、セレニーではないと気づかれているのではないかとディアンは思います。
ですがこんな話をしてくれるのは自分を大切に思ってくれているからに違いないとも思いました。
つい話が長くなってしまったというヤンは、その格好では洗濯がしづらいだろうとディアンにエプロンを渡します。
真っ白なフリルがついた愛らしいエプロンは、マリナが使っていたものだとヤンは言います。
そんな大切なエプロンを貸してくれるほど、自分に良くしてくれることにディアンは複雑な気持ちになります。
正体がバレないようにとだけ思っていたディアンは、自分がこの城の人たちとどう関わりたいと思うかまで考えていませんでした。
正体は明かせませんが、二人には真心を持って接しようとディアンは思います。
ヤンが執務室に戻ると、エフェンハルトはりんご一つ渡すのに随分時間がかかったなと小言を言います。
ヤンは今から外回りだと今日中に自分は城に戻れないので、明日はエフェンハルトがりんごを渡してはどうかと提案しました。
そしてディアンが泣いてしまったため遅くなったと話しました。
ヤンに聞いてエフェンハルトは渋々ディアンの様子を見に行くことにします。
その頃ディアンは、重曹がなくワインのシミが落ちないことにやきもきし、ソファーに寝ころびながら侯爵邸のフィリップの名を口にします。
それを聞いたエフェンハルトは不満そうにフィリップとは誰なのかと声をかけますが、起き上がったディアンのエプロン姿に頬を赤くします。
口コミ・感想こっそり紹介
ヤンは相当ディアンを気に入っていますね。
自分の深い話は心を許した人にしか話せないものです。
エフェンハルト本人からディアンにそういった話をする日が来るのが楽しみですね。
次回31話の徹底予想
エフェンハルトは最初の頃の印象とは違い、表情の変化が激しいですね。
ディアンのフリルがついた可愛らしいエプロン姿に見惚れています。
次回はそんな可愛らしい姿のディアンに振り回されるエフェンハルトが見られるのではないでしょうか。
まとめ
「仰せのままに」28話29話30話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
いかがでしたでしょうか。
今回はヤンの過去が明かされましたね。
マリナを若くして亡くし、きっと当時はとても辛かったと思います。
だからこそ、エフェンハルトには幸せになってほしいと思うのでしょうね。
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