ピッコマにて連載中の「仰せのままに」のネタバレを含む紹介になります。
妖精や魔法といった話が出てくるのでファンタジー好きな方にオススメの作品です。
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目次
仰せのままに|1話のあらすじとネタバレ
100年前に現れた大陸最強国ヘモンには信じがたい建国神話がありました。
大陸最北端の湖に住んでいた妖精女王を、ひとりの少年が連れ出し、世界を見学させます。
ですがその当時の世界は魔物によって荒れ果てた状態でした。
少年と妖精女王は冒険の途中で出会った騎士と手を取り合って、世界を救ったのです。
そして成長した少年が皇帝となり、妖精女王を妃に迎え、ヘモンを建国しました。
妖精や、魔物といった類の話で信じがたくはあるものの、実際その伝説の騎士、エフェンハルトの末裔がいま主人公の前にいるのです。
赤い髪に青い瞳の美男子は、主人公のことを侯爵令嬢と呼びますが、主人公は侯爵令嬢ではありませんでした。
時は2日前にさかのぼり、ロウェン侯爵の邸宅で幼い侍女を怒鳴る声が響きます。
ポナと呼ばれる12歳の少女を庇い、怒鳴っていたアマンダに意見したのは主人公のディアンでした。
アマンダに同じ孤児だから庇うのかと言われますが、まだここへ来て3日しか経っていない、12歳のポナに、あたりが強いと言い、ディアンはポナの仕事も引き受けることにします。
言い争いをする声を耳にし、厨房から調理服を着たフィリップという前髪が目にかかるほど長い赤髪の男性が現れアマンダとディアンを仲裁しました。
アマンダはディアンが侯爵家のお嬢様に気に入られていることを嫉妬し、ポナにあたっていたようです。
フィリップに促され、ポナとその場を後にしたディアンは屋敷の外に出ます。
庭でポナを励ますと、ディアンも孤児だったのかとポナに聞かれます。
当時孤児院のような施設はなく、ストリートチルドレンだったとディアンは語りました。
道で死にかけていたディアンを助けたのが、この家の侯爵令嬢セレニーだったのです。
二人が仕えているロウェン侯爵の令嬢、セレニーは月の女神の転生と言われヘモン帝国に住む者でその名を知らない者はいないとされています。
それだけセレニーの容姿が美しく、そして慈善活動への尽力から見た目だけではなく魂も高潔だと思われているからでした。
フィリップの提案で屋敷内ではなく厨房の担当になることになったポナは、セレニーの髪結いができなくなると嘆きます。
ディアンからどこの担当であったとしても髪結いは当番として回ってくるし、これだけ髪結いが下手な自分にも回ってくると教えます。
ディアンのボサボサな髪を見たポナは結い直させてほしいと頼み、ほどかれたディアンの髪を見て、セレニーと同じ銀髪だと言います。
それを聞いたディアンは灰色だと訂正するのでした。
仰せのままに|2話のあらすじとネタバレ
夜、ロウェン侯爵邸にある馬小屋にディアンは訪れました。
オットーという金髪の馬子に場所を貸してほしいと声をかけます。
ポナの仕事を引き受けたためか、食器磨きが終わらず、馬小屋で行うことにしたようです。
オットーはディアンの隣で横になり、カールの話をし始めました。
この屋敷にはストリートチルドレン出身の雇われが3人おり、その内2人が侍女ディアンと馬子オットー、そして3人目は騎士のカールでした。
カールは偶然騎士の素質を評価され、今ではセレニーの護衛騎士になっていました。
そんなカールとセレニーが付き合っているのかという質問をオットーはしてきたのです。
ディアンは知らないと言いつつもキスをしているのを見たことはあると答えました。
ストリートチルドレンが国で指折りの騎士になり、救ってくれたお嬢様と恋に落ちるなんて夢物語とディアンは言います。
セレニーに心酔するディアンは、オットーにカールがいなければずっとセレニーに片思いし続けるつもりだったのかと聞かれ、エフェンハルトの名前を出しました。
100年前、魔物を退けた伝説の騎士エフェンハルトは皇帝からの財産と地位を約束するという提案を退け、その代わりに魔物を退けた最北端の地を自分の領地として譲り受けることを望みました。
そうして災いに見舞われた領地と辺境伯という帝国で唯一の職位を授かり、以降エフェンハルト伯爵の末裔は帝国を守り続けていると言われているのです。
魔法は実在するため、妖精女王はわかるとしても、一切姿を現さないエフェンハルトは実在しないとオットーは言います。
ディアンの純粋さにエフェンハルトの話になるとつい否定してしまうのですが、先端恐怖症のオットーは、怒ったディアンに磨いていたナイフとフォークを向けられ謝罪するのでした。
仰せのままに|3話のあらすじとネタバレ
ディアンは仕事を終わらせ、部屋に戻りました。
部屋に飾っていた青い花が光っています。
ディアンがその花にお嬢様と声をかけると、花から声が聞こえてきました。
妖精女王を連れ出したヘリオスの血を継ぐ子孫の中には、妖精女王の祝福で魔法を使える者が現れるようになり、セレニーもその1人でした。
セレニーは妖精女王が好きだったという青い月見草を通じ、どこからでも声を伝えることができるのです。
その魔法でセレニーがディアンに連絡を取ってきたのでした。
セレニーからの連絡は、明日客人を連れてくるということと、その客人がディアンのことを解き明かしてくれるかもしれないということでした。
ディアンがそばにいるとセレニーが魔法を使いやすいという話があり、そのおかげでディアンはセレニーから特別扱いを受けていました。
ディアン自身はその話に興味はなかったものの、セレニーに役立つのであれば力になりたいと思います。
翌日の午後、セレニーはカールと共に侯爵家に帰還しました。
セレニーの乗った馬車から、長い黒髪で青い瞳の女性が降りてきました。
出迎えに出ていたディアンがその女性を見つめていると、その女性もディアンを見つめ観察し始めました。
その様子を見て声をかけたセレニーの言葉で、その女性はディアンが調べる対象であるということに気づき、まずは一休みしましょうと提案します。
当番のアマンダが応接室にお茶を持っていくと言いますが、セレニーはディアンのお客様だからディアンにお願いすると断り、アマンダは震え声で了承するのでした。
ディアンがお茶を用意する間、セレニーと女性は応接室で待っていました。
応接室に置かれた青い月見草を見て、この国で月見草がない場所のほうが少ないと女性は言います。
セレニーの魔法はこの女性が作ったもので、それをセレニーが使用することで女性にとっても良い宣伝になっているようでした。
魔法を作ってくれたことへのお礼を言うセレニーに、感謝しているのならお願いを聞いてほしいとディアンのことを口にしますが、丁度その時、ディアンがお茶を持って応接室に入ってきました。
セレニーと女性の近さに疑問を持ちつつ、座るように促されたディアンは、女性の隣に腰かけます。
名前を聞かれディアンと答えると、セレニーは自分と同じ月の女神の名前から名付けたと由来を明かしました。
ディアンも自分と同じ銀髪だからと付け加えると、ディアンはまた灰色だと言おうとします。
それを聞く前に女性がディアンの髪に触れ、さらにディアンの右手人差し指を咥え、ディアンの秘密が少しわかった気がすると満足気に言うのでした。
仰せのままに|口コミ・感想こっそり紹介
1話の冒頭の様子から、ディアンはセレニーに成り代わり、エフェンハルト伯爵に会うようですね。
姿を現さない伝説の騎士の末裔がどういった経緯でセレニーと会うことになったのか、なぜディアンが成り代わったのか気になります。
エフェンハルトが赤髪で青い瞳であることから、厨房のフィリップが赤髪で目元が隠れていることが気になりました。
実は青い瞳でエフェンハルトの末裔だったという展開であれば面白いですね。
仰せのままに|次回4話の徹底予想
エフェンハルト伯爵と出会う2日前がアマンダと言い合っていた日なので、3話のセレニーが帰還した日の翌日が、出会う日なのだと思います。
黒髪の女性が少しわかった気がすると言ったディアンの秘密と、エフェンハルト伯爵に会うことになった理由が次回わかるのではないでしょうか。
仰せのままに|1話2話3話ネタバレのまとめ
今回は、「仰せのままに」の1話2話3話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
いかがでしたでしょうか。まだ3話なのでわからないことだらけではあるものの、魅力的なキャラクターが多く登場していましたね。
4話ではディアンの秘密が少し明かされるのでしょうか。今後の展開が楽しみです。
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