人気の韓国漫画「異世界の皇妃」の27話28話29話をちょっとネタバレ含みながら紹介していきます。
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目次
異世界の皇妃|26話までのお話
昨日執務室からリズベットが追い出されたのは、サラが自分を恐れているからだとオルリンから聞かされたと話します。
そんな彼女にサラが追い出したのか、それとも皇帝が興味がなくて追い出したのか確認するために、今日皇帝が来るのでドレスアップして一緒に待っていようと提案したのです。
準備をするために用意をしていると、事前に呼んでいたアグネスがやって来ます。
皇帝に告げ口をしたのは彼女ではないかと考えていて、試しにカマをかけてみると素直に罪を認めました。
サラは出て行くように命じますが、カトレアが罪の報いを受ける様をひと目見るために生きてきたため、その命令には従えないと言ってきたのです。
なぜかと言うとベアトリーチェ皇后は処刑される前、カトレアに処刑はお腹の子を産んでからにして欲しいとひざまづいて懇願しましたが、むしろ処刑日を早め、それだけでは飽きたらず、幼いルークを処刑場に誘い出し、実の母親の首が飛ぶ瞬間を目撃させたあの女だけは許せないからだと泣きながら訴えるのでした。
異世界の皇妃|27話のあらすじとネタバレ
侍女アグネスは泣き崩れながら理由を話します。
ベアトリーチェ皇后が、自分の処刑される姿をルクレティウスに見せないようにして欲しいという最後の願いさえも、カトレアは一笑して叶えてくれませんでした。
そんな女の娘たちを同情するサラにどうしても我慢が出来ずに皇帝に報告したが、その一件だけなので信じて欲しいと。
そして皇帝ではなくサラに自分の全てを捧げるため、カトレアの命を断つ道具として一度だけチャンスを欲しいと泣きながら懇願してきました。
その言葉に対しサラは、確かに道具を探してはいるが、手に余るものは後に諸刃の剣となり、自分に向けられるかもしれないので要らないとキッパリ断ります。
そうすると頭を床に付け、全身全霊をかけての復讐の全てを捧げると誓います。
こうしてこの日、本当の意味でサラはアグネスの主人となったのでした。
リズベットはサラに言われた通り、寝所にばっちりと着飾って部屋で皇帝に会いました。
皇帝の反応を伺っていると、リズベットには目もくれず着飾ることが女性の本能とはいえ、時と場合も考えず主人より目立つドレスをまとうなど、心根の卑しさ以外何も感じられぬと言い放ったのです。
それを聞いたリズベットはショックを受け、静かに部屋を出ていったのでした。
皇帝はニコニコとさっきの対応で少しは機嫌を直してくれたか尋ねてきましたが、サラは内心スッキリしながらも、はぐらかします。
それでも諦めず、自分の気持ちは本気だとアピールしてきました。
そんなやり取りをしていたのですが、気付いたら何故かベッドの上に押し倒されています。
これは危ないと感じたサラは手をどけるように言いますが、離しません。
諦めて抱きしめられながらも、ルークの感触や体温にいつの間に慣れてしまったんだろう…と考えるサラなのでした。
異世界の皇妃|28話のあらすじとネタバレ
2人でベッドに横たわりながら話していると、リズベットが殺気立っていることを感じ取った皇帝が心配してきます。
彼女が本気になって皇太后が接触してくるのが狙いだと答えるサラに、危険だと忠告されますが、守ってばかりでは皇太后には刃が届かないし、彼女が手先として動く気配を見せた時に、皇太后の指示を受けた公女による皇帝暗殺未遂くらいには仕立て上げれるだろうという作戦に一旦は納得してくれました。
ですがサラは一方で、人として大切なものを失ってしまうような気がしていると打ち明けました。
すると皇帝は人の道から外れている自分の指示を受けて動いているだけなのだから、手を汚すのは自分一人で十分だと声をかけますが、サラはあの日、共犯者だと言われた時点で覚悟は決めており、罪悪感も自己嫌悪も自分が耐えるべきものなので、それを勝手に奪わないで欲しいと言うのです。
常に全てを背負い率いて治めてきた自分に対して罪悪感を奪うなと言われたのは初めてでした。
寝室でこの手の話をするのは執務室と同じ雰囲気になってしまって、ムードが台無しになるのでやめとようと皇帝が提案しました。
案の定、素っ気ない態度を取るサラを後ろから抱きしめます。
皇帝はサラの表情は確認できませんが、最近は行動が読めるようになってきているのか、この状況を何とか脱しようとしていることはお見通しです。
なんだか最近はサラが優れた皇后になることや皇太后を引きずり降ろすことよりも、彼女との距離を縮めたいという願いの方が強くなってきていると感じていました。
そう思っているのに故郷に帰ることを望む彼女は、自分への警戒を怠りません。
ゆっくりとサラとの距離を詰めていき、自ら求めるようにするために、これまでに軽いスキンシップで親近感を持たせることから始まり、名前や愛称を呼ぶように頼んだりして、あらゆる労苦は惜しみませんでした。
そしてまた2人きりの時だからと、愛称で呼ぶようにお願いをすると、顔を真っ赤に染めながらサラはルークと口にするのでした。
異世界の皇妃|29話のあらすじとネタバレ
朝食に毒が入っていたのか銀の食器が変色しており、サラは改めて宮廷での生活は気が抜けないと感じましたが、今日は宰相の息子のお嫁さんが訪ねてくる大切な日のため、気を引き締め直します。
ノーマ・デ・ロネンシアは夫のイラン伯爵が公爵位を継げば、皇族を除く貴族の最大派閥を手にする次期公爵夫人ですので、親しくして損はありません。
まずは最初の挨拶で彼女の着ているドレスなどを褒め、次に一緒に来ていた娘2人にも挨拶をしました。
姉妹のうち妹の方は賢そうな目をしていて、落ち着いており印象は悪くありませんでした。
この子ならルクレティウスの新たな皇妃になり、ゆくゆくは皇后の候補者になってくれそうな予感がしました。
サラは異世界で皇帝に仕える人生より、家に帰ることしか頭にないのです。
彼女にその素質があるのか試してみようとわざとカップを落とし、紅茶を姉妹にかけます。
そしてお詫びとして伯爵夫人と娘たちに装飾品を渡して反応を見ます。
そうすると姉は分かりやすい反応を示すのですが、妹の方は動じず謙虚にお礼の言葉を並べました。
この程度のアクシデントで全てが分かった訳ではないですが、この先見ていく価値はありそうだなと感じたサラなのでした。
伯爵夫人に娘さんのどちらかを侍女に迎えたいとお願いすると、すごく喜びます。
この世界の女性にとって皇妃や皇后の侍女は、大変名誉なことだからです。
侍女になって運良く皇帝の目に留まり、後宮入りを果たせば更なる高みを目指すことも出来ます。
姉はすでに縁談を迎えてるため、サラの望み通り、妹のユリア・デ・マクシミリアンが侍女になることになりました。
部屋で一人、ユリアはリズベットとは違ってルクレティウスとお似合いだなと考えていると急に胸がズキンと痛みだします。
今回はコルセットもしていないですが、胃もたれをしたみたいにモヤモヤとしています。
サラは夕飯の食べ過ぎか、気を使いすぎて胃もたれしたんだと自分に言い聞かせるのでした。
夜、皇帝が廊下を歩いているとネグリジェ姿のリズベットが身を震わせて立っていました。
無視して通り過ぎようとする皇帝に、この姿を見て美しいと思わないのか尋ねる彼女に対して、冷たい目で一言「見苦しい」と言い放つのでした。
口コミ・感想こっそり紹介
皇帝がサラのことをすごく愛しく思っているのが伝わってきますね。
なんでも手に入る男がここまで辛抱してでも気持ちを向かせたいなんてキュンとします。
次回30話の徹底予想
カトレアは自分も子供がいる母親の気持ちを分かるはずですが、ベアトリーチェ皇后の最後の願いも叶えてくれませんでした。
アグネスの強い恨みと忠誠心で、サラのことを支えてくれるでしょう。
次回30話はまた新しく侍女として迎えたユリアですが、サラの期待通り皇帝の目に止まってくれるのでしょうか。
まとめ
「異世界の皇妃」27話28話29話のちょっとネタバレを入れながら紹介してみました!
いかがでしたでしょうか?
リズベットの敵対心が、サラだけではなく皇帝にも分かってしまうほど強くなっています。
コントロール出来る内はいいのですが、ここに皇太后も加わってしまったら上手く抑え込んで、反撃することが出来るのか気になりますね。
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