「捨てられた皇妃」7話、8話、9話のネタバレと感想をまとめてみました!
漫画アプリ「ピッコマ」に掲載されている「捨てられた皇妃」は韓国発の漫画で、画iNA氏、原作Yuna氏の翻訳版漫画です。
皇后として育てられたアリスティア。
しかし異世界から来た神秘的な少女、美優にすべてを奪われ処刑されてしまいます。
目覚めると16歳から9歳に転生していて・・・!?
生まれ変わったアリスティアは、自ら運命を切り開き、幸せを手にすることができるのでしょうか!?
それでは「捨てられた皇妃」7話8話9話のネタバレと感想をご紹介します!
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目次
捨てられた皇妃|6話までのお話
皇后美優の襲撃事件の黒幕とされ、父のモニーク侯爵が処刑されてしまいました。
あまりの怒りにルブリスを刺してしまったアリスティア。
罪を問われて斬首刑となる中、たとえ生まれ変わったとしても二度とルブリスを愛さないと誓うのですが・・・!?
7話のあらすじとネタバレ
「そなたは運命を切り開く者」・・・。
そんな声が頭に響く中、アリスティアは眠りから目覚めました。
目の前には見慣れた天井が。
鏡を見るとなんと9歳の自分がそこにいます!
処刑されたはずなのにどうして!?と混乱しているアリスティアはハッとしました。
同じく処刑された父、モニーク侯爵のことを思い出したのです。
侍女のリナに居場所を聞くと、アリスティアはパジャマのまま駆け出しました。
姿を見つけたとたん胸に飛び込み、「パパ、パパ」と泣きじゃくるアリスティア。
そのあまりの様子に侯爵はとても驚き、とまどってしまいます。
リナに、いつも大人しいお嬢様がどうしたのかと言われ、人前でみっともない姿を見せてしまったことを、今さらながら恥ずかしく思うのでした。
その後の朝食の席では、公爵の様子がいつもと違い、アリスティアはキョトンとしています。
公爵の本心は「お父様」ではなく「パパ」と呼んでほしいようですが、アリスティアにはなかなか伝わりません。
大好きな父がいるこの日常が幸せ過ぎて、もし夢ならずっと眠ったままでいいとさえ思うのでした。
その夜、ルブリスから受けた非道な仕打ちの悪夢を見て、飛び起きるアリスティア。
そして鏡の中に、幼い9歳の自分を見つけるのでした。
8話のあらすじとネタバレ
悪夢から目覚めると、会いたかった人たちが目の前にいる、この温かい日常が愛おしくてたまらないアリスティア。
しかしどちらの世界が現実なのか、いつまで続くのかが分からず、不安になってしまうのでした。
公爵の出かける様子に気づき、声をかけると、頭を撫でて体調を心配してくれる公爵。
そして、「パパ」とはもう呼んでくれないのか、と残念そうにため息をつくのでした。
またもそれに気づかず、アリスティアは出かける父を見送ります。
自分の記憶の中とは違いすぎる優しい父・・・。
もしかしたら神様がくれた最期の夢なのかもしれないと考えたアリスティアは、明日お告げを確認しに「ビタの神殿」に行こうと思い立ちます。
その夜、また悪夢にうなされ目覚めると、心配した公爵が部屋に来てくれていました。
どちらが現実なのか分からず、「パパ、パパ」と泣きじゃくるアリスティアを公爵は静かに抱きしめ、眠りに
つくまで手を握るのでした。
翌日、神殿に行きお告げを確認しても、今の状況を暗示するようなものは見つけられません。
16歳のあの残酷な日々をこんなに生々しく覚えているということは、やはり9歳の今が夢なのかもしれない
と、ため息をついたその時・・・。
「よく来た」とどこからともなく声がしたのです!
9話のあらすじとネタバレ
謎の声に問いかけると、その声は自分を、万物に生命を与える「ビタ」という者だと言いました。
そして、なぜアリスティアが今のような状況になったのかを説明しだしたのです。
ビタのもつ命の権限により、時間を巻き戻したのだ、と。
その理由は、他の世界に生まれてしまったビタの「選びし子」のために、多くの者たちの運命が変わってしまったからだというのです。
それを聞いて「選びし子」とは美優のことだと気づいたアリスティア。
それなら美優が現れるというお告げを下してくれれば、自分が苦しむことはなかったと言います。
しかし、それはできなかったとビタは言いました。
美優が他の世界に行ってしまったことで、アリスティアもルブリスと長い運命の糸で結ばれてしまったからだ、と。
それを聞いてアリスティアはやりきれません。
あれほど胸を痛めた恋も努力も意味はなく、しょせん自分は美優が現れるまでの穴埋め、「代用品」でしかなかったのだと知ったのです。
無情にもビタは、それが人間にとって避けることのできない運命なのだと断言しました。
アリスティアはそんな運命はいやだ!と激しく泣き叫びます。
神は辛い思いをした分だけ幸せをくれる公平な存在だと思っていたのに・・・!
まさか自分の意思を否定され、運命という名のもとに強制的にルブリスに尽くし、父の愛も知らずに生きていたなんて。
哀れに思うから償うというビタに対して、アリスティアは怒りを爆発させます。
自分はもう神の存在など信じない!存在を否定してやる!!とまで言い放ちます。
その言葉にビタは好きにするがいいと言い、アリスティアを「運命を切り開く者」と呼ぶのでした。
薄れゆく意識の中で、自分という存在を否定し、耳をふさいで殻にこもろうとするアリスティア。
そこへ「ティア」と呼びかける声が何度もくり返し聞こえてきます。
必死に目を開けてくれと叫ぶこの男性とは・・・!?
捨てられた皇妃|口コミ・感想こっそり紹介
16歳から9歳に転生してしまったアリスティアの現実。
それが、神が選んだ子の行き違いのせいで、多くの人の運命が変わってしまったから、巻き戻しただけだったなんて・・・。
ビタは淡々と話していましたが、神様ってけっこう残酷なんだなと思わずにはいられません。
自分の人生が、誰かの代用品でしかないなんてあんまりです。
しかもそれがあの美優だなんて、そりゃ、アリスティアも怒り狂うでしょうよ。
神を信じないどころか、否定してやる!とまで言っていましたからね。
でも、ビタはわざと怒らせてその言葉を引き出していたような気がするのです。
きっとアリスティアも神のコマの1つに過ぎないのでしょう。
アリスティアがこれから運命を切り開くことによって得られる結果が、ビタは欲しいのだと思います。
ビタは見守るとも言っているのですから、これから絡まっていく多くの人の運命を、アリスティアに託したのかもしれませんね。
ほんと、考えれば考えるほど、神様って勝手だわ・・・。
捨てられた皇妃|次回10話の徹底予想
目を開けてくれ!と必死に叫んでいた男性、なんだかルブリスのように見えたのは気のせいでしょうか?
もしそうなら、また物語がいきなり飛んでしまうのであり得ないですよね・・・。
さて次回、目覚めたアリスティアは自分の運命を切り開くために、決意を新たにするでしょう。
まだ9歳とはいえ、出来ることは色々あるはず。
前世での記憶を上手に生かし、有利に運命を切り開いてほしいですね!
捨てられた皇妃|7話8話9話ネタバレのまとめ
今回は漫画「捨てられた皇妃」7話8話9話のネタバレ、感想をご紹介しました。
目覚めると9歳の自分に転生していたアリスティア。
神殿でビタの声を聞いて、自分の存在が、美優とルブリスが出会うまでの穴埋めに過ぎないと知ってしまいます。
あまりにも残酷な運命に怒りを爆発させたアリスティアは、神を否定し、自分で運命を切り開くことを決意するのでした!
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