Comic Berry’sにて掲載されている「お気の毒さま、今日から君は俺の妻」のネタバレを含む21話～23話の紹介です。
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目次
お気の毒さま、今日から君は俺の妻｜21話までのお話
主人公の澄花は恩人であり、恋人のハルを亡くし、ハルの両親の会社再生のために龍一郎と結婚しましたが、龍一郎からの愛で、契約ではなく両想いになりました。
その後、新事業を任されることになった龍一郎は、澄花と共に博多に移住します。
レセプションパーティーで、ギリシャの海運業を営むゼノンとパメラの兄妹と出会います。
澄花は龍一郎に内緒でバイトをしているところをゼノンに知られ、口止め料として高級ブランドのワンピースを受け取ってしまいます。
罪悪感から龍一郎に全て打ち明けようと思うも、澄花が言う前に龍一郎はクローゼットに隠されたワンピースとゼノンからのメッセージを見てしまい、誤解してしまうのでした。
21話のあらすじとネタバレ
朝食時、龍一郎に打ち明けようと思う澄花でしたが、聞くのを恐れた龍一郎は急ぎの仕事があると嘘をつき、席を立ち出かけてしまいました。
龍一郎に話せないことで、バイトの休憩中にため息をつく澄花に、杏の母が相談に乗り、澄花は話す自信がつきました。
その日の夜、遅くに帰宅した龍一郎に澄花は軽めの食事を出し、話を切り出しました。
澄花からの話が思っていた内容と違っていたため、龍一郎は力が抜けてしまいます。
そして自分のためにしてくれたことを謝らないでほしいと伝え、服のお礼はまた改めて考え、ホームパーティーも楽しんでもらおうと提案します。
澄花の気持ちが何よりのプレゼントであることを伝える龍一郎でしたが、ひとつ欲しいものを思いつきます。
もし、プレゼントをくれると言うのなら、そのうち家族を、とためらいながら言い、その言葉に澄花も気づきます。
二人は顔を赤くし、龍一郎は焦るつもりはないと慌てて言いますが、澄花はすぐにでも欲しいと言い、ベッドへ向かうのでした。
龍一郎は夢の中で幼い姿をしており、大人の人から迷子なのか、親の名前はなんなのかと聞かれます。何も答えられない龍一郎は走り出し、つまずいて転んでしまいます。
そこに澄花が現れ、何もわからないのであれば一緒に答えを探そうと言い、手を差し伸べたところで龍一郎は目を覚ましました。
不思議な夢を見た龍一郎は、朝食の準備を終えた澄花を抱きしめます。
龍一郎は過去のことはもう関係ない、これからの澄花との未来だけを考えて生きていこうと決めるのです。
ホームパーティー当日、二人の家に弁護士からの内容証明が届きます。
受け取った直後、中身を見る前にゼノンたちが到着しました。
ゼノンは澄花にお世辞を言いながら髪に触れます。
澄花は何かに気づく素振りを見せますが、龍一郎がゼノンの手を握り、挨拶をし、不穏な空気が流れるのでした。
22話のあらすじとネタバレ
おめかしした猫の「ふく」を紹介し、ギリシャ料理やワインを振舞います。
お酒が入ったせいか、龍一郎はゼノンと仕事の話をし始め、澄花とパメラはダイニングテーブルで話す二人の様子をソファーから見ていました。
パメラはパーティーでは鉄仮面だと思っていた龍一郎のことを、今日はそうでもないと感じます。
その龍一郎を見つめる澄花の視線も思っていた表情と違っていたのか、パメラはそんなに龍一郎を愛しているのかと聞きます。
澄花は、顔を赤くし、もちろんと答えました。
少女のように答える澄花に、自分より年上とは思えないとパメラは言います。
その時パメラの携帯にギリシャの母からの電話が入り、席を外します。
パメラの整った容姿に再度ショックを受けつつ、ギリシャの人だからではなく、育ちによる差だと澄花は思います。
そしてそれと同時にゼノンに挨拶された際に、ゼノンが龍一郎に少し似ていると感じたのは、名家育ちのオーラのせいなのかと思うのでした。
母からの電話は、食事は家族で取るものだから帰国するように、との内容でした。
それを聞いたゼノンはギリシャでは家族愛が強く、ゼノン自身も家族への愛情は最も重要であると付け加えました。
仕事の話は有意義だったと言いながら、ゼノンは龍一郎の家族のことを聞きたいと言います。
ですが龍一郎自身は自分の両親について話すことはないとやんわり断ります。
ゼノンは、話すことがないのであれば、自分の家族に興味がないということではないかと指摘し、「仕事はできるが、やはりその点に関してはとても冷たい男だ」と言い放ち、弁護士からの通知書の件を言い出します。
ゼノンたちが来訪する前に届いた内容証明のことでした。
ゼノンはテーブルを殴って立ち上がり、パメラと部屋を出ていきます。
追いかけ、訪問理由を尋ねる澄花に、宣戦布告は済んだとだけ言い、出ていくのでした。
部屋に戻ると、龍一郎は届いた内容証明を見ていました。
そこには「ディミトリ・カサヴェテス氏は葛城龍一郎を実子として認め」という文字が書かれていました。
ゼノンとパメラは龍一郎の弟妹だったのです。
急に届いた実父からの連絡に戸惑いを隠せず、龍一郎は届いた内容証明を破り捨てます。
認めてもらう必要はないと言う龍一郎に、澄花は寄り添うことしかできないのかと切なくなります。
23話のあらすじとネタバレ
帰りの車の中でパメラはこれでよかったのかとゼノンに聞きます。
ゼノンは母を守るためだと答えました。
半年前ギリシャの自宅にて、パメラは両親の言い争う声を耳にします。
珍しいと思い部屋をのぞくと、パメラの母ソフィアが、日本にもう一人息子がいるなんてと涙する姿がありました。
それを見たパメラはゼノンに相談し、二人は龍一郎のことを知ったのです。
ゼノンは龍一郎を身籠ったのが結婚前とはいえ、幼い頃から婚約者同士であったことや、パメラの見たソフィアの涙に、龍一郎の存在は父の裏切りの証拠だと憤りを隠せません。
澄花と龍一郎の結婚についても調べており、龍一郎の親友の恋人であった澄花を金で買い、澄花はその金を目当てに結婚したことをパメラに話します。
ゼノンとパメラの目的はソフィアのために龍一郎がカサヴェテス家にふさわしくないことを証明することでした。
龍一郎が寝た後、澄花は破かれた通知書をつなぎ合わせました。
封筒には転送された履歴があり、通知書は本来であればもっと早く澄花たちの手元に届くはずのものだと澄花は気づきます。
すでに龍一郎が通知書を読んだと思い込んでいたことは間違いないとしても、龍一郎自身に責任は特にないと澄花は思い、何か誤解があるのではないかと澄花は考えます。
龍一郎はベッドの中で微かな母との記憶を思い出します。
病弱な身体で龍一郎を産んだ母は、病室のベッドから外を見ていました。
その様子に外に何かあるのかと龍一郎は尋ねます。
すると母は空の青さが、龍一郎と同じ瞳の父を思い出させると言います。
龍一郎は妊娠を知らなかったにしても、追いかけて来なかった父をその程度だったのだと思い、改めて今澄花が隣にいる状況を幸せだと感じるのでした。
翌朝、龍一郎は週末に旅行へ行くことを提案し、昨日のことには触れず、仕事へ向かいました。
その様子にこのままでいいのかと再度澄花は考え込み、アルバイト中に火傷をしてしまいます。
龍一郎が帰宅すると、考えすぎて疲れてしまった澄花はソファーで横になっていました。
心配する龍一郎に、澄花は昨日のことを話し合おうと言いますが、必要ないと龍一郎は断ります。
自分が代わりに話すと提案する澄花の言葉に龍一郎はつい声を荒げてしまいます。
そして疲れているから先に寝ると言い、龍一郎は部屋を出ていきました。
一人になった龍一郎は父親の急な行動に父親に愛されなかった過去を思い出し、思い悩みます。
その頃澄花は余計なことかもしれないと思いながらも連絡先にあるゼノンの文字を見つめるのでした。
お気の毒さま、今日から君は俺の妻｜口コミ・感想こっそり紹介
猫の「ふく」を拾った時、青い瞳の色の話が出ていましたが、ここの伏線でしたね。
パメラのサファイヤ色の瞳の話も出ていました。
よく見てみると龍一郎とゼノンの顔立ちは似ているように思えます。
これも兄弟の伏線だったということですね。
母ソフィアが涙したのは、今まで一人だった龍一郎を想っての涙かと思います。
二人の誤解は解けるのでしょうか。
次回24話の徹底予想
ゼノンの連絡先を見ていた澄花は、ゼノンに話しを聞きに行くだと思います。
頭に血がのぼっているゼノンが詳しく話しをしてくれると良いのですが、澄花と龍一郎の馴れ初めも知っているようなので澄花への誤解もありそうですね。
お気の毒さま、今日から君は俺の妻｜21話、22話、23話ネタバレのまとめ
今回は漫画「お気の毒さま、今日から君は俺の妻」の｜21話、22話、23話のちょっとネタバレ含むを紹介してみました。
いかがでしたでしょうか。祖母琴乃との問題で出てきた、実の母と父の話が明るみになる時がきましたね。
祖父秀彦との婚外子である龍一郎の母は、留学先で実の父との子を身籠り、龍一郎を出産しています。実の父はどんな人なのでしょう。次回以降も楽しみですね。
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